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2020年05月27日

Linuxを生み出したLinus Torvaldsがメインマシンを「AMD Threadripper 3970x」ベースに更新したらしい

◇LKML
https://lkml.org/lkml/2020/5/24/407

Linuxを生み出したLinus Torvaldsがメインマシンを「AMD AMD Threadripper 3970x」ベースに更新したそうです。以前のマシンはIntelのXeonのような感じですが、Linuxカーネルのモジュールを全てビルド出来るコンフィグ設定「allmodconfig」を使ってビルドを行っている為、Linusのようにかなりの回数のビルドを行う人にとっては、シングルスレッド性能よりもマルチスレッド性能が重要になってきます。
Linusは、AMD Threadripper 3970xを導入した事で32コア64スレッドとデスクトップPCとしては、かなり高速なマルチスレッド性能を手に入れた事になります。
Linuxカーネル stableブランチの主要開発者で有名なGreg Kroah-HartmanもLinusよりも先駆けてThreadripperにアップグレードしているのも後押ししたのかもしれませんし、たまたま偶然同じ物を選んだのかもしれません。

Building a Whisper-Quiet Threadripper PC For Greg Kroah-Hartman!


以前、Ubuntuの最新バージョンで第3世代Ryzenマシンが起動でコケるという症状がありました。こういった事も、徐々に減っていくかもしれませんが、Linusは現在Linuxの調整役に徹しているので、Ryzenの最適化がどこまで進むかは、他の主要開発者がパッチを作って送るかどうか次第となります。

よく勘違いされますが、LinusなどのLinuxの主要開発者がAMDのプロセッサに更新したからといって、Intelの最適化が切られるという事は無いでしょう。世の中には、膨大な数のIntelプロセッサ搭載マシンが存在していますので、これを無視して開発を進めても、自作界隈で賑わっているだけのRyzenと比べて、ソフトウェアの発展はありません。また、特にWindows界隈は、Intelの技術サポートや最適化コンパイラがかなり充実しており、AMDの場合、Ryzenだけでなく、Radeonも技術サポートしていかなければいけない為、それだけのマンパワーをAMDが揃えられるのかという課題が常につきまとってくると思います。実際、毎度良いハードウェアを出しているにも関わらず、BIOSやドライバの完成度が不味くて、トラブルを起こしていますので、AMDはソフトウェア面の充実と技術サポートの充実が必要不可欠になるでしょう。
posted by takatan at 17:03| 大阪 ☀| linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする