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2020年09月04日

【Intel】TigerLake、正式に発表される

◇Intel、第11世代Coreプロセッサーを正式発表。「Intel Evo platform」のブランドも導入
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1274596.html

◇第11世代Core「Tiger Lake」の新要素まとめ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1274802.html

Intelの第11世代Coreプロセッサー(コードネーム:TigerLake)が発表されました。IceLakeと比較して、キャッシュ構成が大幅に見直され、SunnyCoveをベースにより電力効率を高めたWillowCove、新型内蔵GPU「Xe-LP」、強化されたAI用NPU、PCIExpress 4.0対応など数多くの新しい機能を搭載したSoCに仕上がっています。CPUのコア数は最大4コア8スレッドで、AMDの最新APUが最大8コア16スレッドであるのに比べると見劣りがしますが、ノート向けのプロセッサという事を考えると、十分な性能を持っているでしょう。また、これだけSoCに機能を盛り込んだのは、armやアップルを意識しているのは間違い無さそうです。

◇Tiger Lake世代のMSI製最新ノートPC「SUMMIT」、最上位ビジネスモデルの試作機をチェック
https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1274606.html



新型GPUであるXe-LPは、UHDと比較して大幅に性能が強化されました。 Iris Xeであれば、NVIDIAのGeForce GTX 1050相当の性能はあるそうで、ビジネス向けやライトユーザー向けに適していそうです。

X86 64系に絞って見ると、今回のインテルのTigerLakeは、AMDのAPU路線とは違って、多コア化では無く、GPU強化を図ってGPGPUの度合いを高めている事でしょう。ノートPCでゲームをするといった用途であれば、AMDのAPUの多コア路線の方がパフォーマンスが出ると思われます。一方で、ハードウェアでAI処理や動画エンコード・デコードを行えるようにSoCにまとめるというTigerLakeでの手法は、arm系SoCでは定番の方法であり、ノートを一層高機能化させるなら、ある意味正しいアプローチだと思います。
製造プロセス技術でTMSCに遅れを取っているインテルが、PCユーザーが行っている多くの作業をCPUでは無く、SoCに搭載されている各種プロセッサでハードウェア処理させるアプローチにする事で、プロセッサのコア数が増えなくても、メニーコアプロセッサ以上の処理を行えるようにしたインテルの苦肉の策でしょう。アップルのオリジナルSoC「Aシリーズ」的な考え方です。

デスクトップPCやサーバやワークステーションは、AMDのRyzenシリーズのような多コア路線が主流になり、ノートPCやタブレットやスマートフォンなどのモバイル端末は、多機能・高性能SoCが主流になるというように、端末の形状によってCPUは今まで以上に住み分けしそうです。
posted by takatan at 10:55| 大阪 ☁| PC and Phone | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする