今回は、かなりの変更を加えています。
フルインストール時に使う事が出来るカスタムカーネルは、Noir linux kernel 5.9.9に変更し、デフォルトのCPUスケジューラーはMuQSS、デフォルトのI/Oスケジューラーはi10です。スループット向上とレスポンス向上を目指す為に、各種パッチの適用と設定の変更によって、ゲーミングやデスクトップ用途で強力な力を発揮出来ます。
linuxファームウェアは、linux-firmware 1.190に更新しています。ツールチェーンは、GCC 10.2やg++ 10.2やcpp 10.2、cmake 3.16.3やPython 2.7.18やnode.js 10.19を搭載しました。
ブラウザは、Chromium BrowserとFirefoxを使う事が出来ますが、今回はFirefox 83に更新しています。動画編集ソフト「Shotcut 2020.10.31」、テキストエディタ「emacs-nox 26.3」、Windows APIレイヤー「Wine 5.0.3」にそれぞれ更新しました。
デスクトップでの機能は、lxpanelをベースにしたゲームランチャーを追加しています。intel-microcodeも2020年11月20日時点で最新の物に変更しています。
ベースはUbuntu 18.04.5 LTSですが、カーネルやツールチェーンや大半のアプリは、Ubuntu 20.04.1 LTS/Ubuntu 20.10よりも新しくしているので、これらのディストリビューションで動作しないライブラリやツール類に対応しながら、2020年11月現在の最新のLinux環境を使える環境を作る事が可能です。
◇Valkyrie Linux 20v13公開ページ
http://www.vsrx.work/article/451561416.html
