◎AutoLinkを導入する方法
Steam版DEAD OR ALIVE 5 Last Roundのキャラクターに、オリジナルの衣装を着せたり、ヌードにしたりするには、MODツール「Auto Link」を導入する必要があります。
◇Beach Paradiseの中に「Auto Link」が入っている
https://mega.nz/folder/NFhG2bpJ#yZyIiHvuiHcgn1knT9p6lw
◇NEXUSMODS(無料会員登録が必要)で入手
https://www.nexusmods.com/deadoralive5/mods/135?tab=files
1.Autolinkのフォルダを「~/.steam/steamapps/common/Dead or Alive 5 Last Round」の直下に配置します。更に、DInput8.dll・DInput8.iniも配置させます。ReShadeが必要な場合はd3d9.dllも配置してください。
DInput8.dllはAutolink・lnk_reshaffle本体、d3d9.dllはReShade本体となっています。

2.端末でwinecfgで、d3d9.dllとDInput8.dllを読み込めるようにします。winecfgのLibrariesで「d3d9」「dinput8」を追加する。dinput8は、「native,built」に設定しないとゲームが落ちるので注意。
$ winecfg WINEPREFIX=~/.steam/steam/steamapps/compatdata/311730/pfx
UbuntuのリポジトリにあるSteamをインストールすると、Steam関連のファイル群は./steam直下に置かれます。Valve公式サイトで公開されている物を使うと、./local/share/Steam以下に置かれてしまうので、個人的にはUbuntuリポジトリにあるSteamをインストールする事をオススメします。

[2021/7/14追記]
winecfgが起動しないケースがあるので、「~/.steam/steam/steamapps/compatdata/311730/pfx」の直下にある「user.reg」の「[Software\\Wine\\DllOverrides]」という項目に以下を追記しても大丈夫です。
"dinput8"="native,builtin"

3.Steamで起動オプション「PROTON_NO_ESYNC=1 PROTON_NO_FSYNC=1 %command%」を設定しておきます。これで、ESyncとFSyncをオフに出来ます。

4.ゲームを起動すると、タイトル画面の右下にAuto Linkの文字が出ていれば、Auto Linkが使えます。
5.Beach Paradiseには、ヌードデータやセクシーな衣装が同梱されているので、このデータをAutolinkのフォルダの中に、キャラクター別のフォルダを作って入れていく。「01」フォルダは、1番目の衣装のインナーの項目で選択が可能になります。好きな衣装の番号に合わせて適宜フォルダを作っていきます。

6.ゲームを起動して、キャラクター選択画面でキャラクターを選択すると、髪型やインナーなどを変更出来る項目が出てくるので、インナーの項目を選んで、導入した好きなスキンを選べば、変更出来ます。

◎ReShadeを導入する方法
ReShadeは、画質向上をしたり、色味を変更したり、アンチエイリアスをかけたりする事が出来るツールです。Linux版Steamでも、このReShadeを使う事は可能ですが、相応に負荷(特にGPU)がかかるので、動作が重くなるなら使わなくても良いでしょう。
◯ReShade公式サイト
https://reshade.me/
DOA5の場合、この公式サイトのReShadeでは動かなかったので、NEXUSMODS(無料会員登録必要)にある物を使いました。
◯DOA5 Arcade ReShade
https://www.nexusmods.com/deadoralive5/mods/20
◯d3dcompiler_47.dll
https://lutris.net/files/tools/dll/d3dcompiler_47.dll
ダウンロードして、解凍したファイルで必要になるのは、d3d9.dll・ReShade.ini・DOA5 Arcade ReShade.iniです。これらをゲームフォルダ直下に置きます。また、d3dcompiler_47.dllも同じようにゲームフォルダに置いてください。
◯ReShade FX shaders
https://github.com/crosire/reshade-shaders
シェーダは、ReShade FX shadersを使います。これもダウンロードして解凍をしたら、reshade-shaders-masterをゲームフォルダに設置します。
端末でwinecfgで、d3d9.dllを読み込めるようにします。winecfgのLibrariesで「d3d9」を追加し、「native,built」に設定します。d3dcompiler_47.dllは、winecfgのライブラリタブで「d3dcompiler_47」を追加し、「native」に設定します。これで、ReShadeを使えるようになっています。
$ WINEPREFIX=~/.steam/steam/steamapps/compatdata/311730/pfx winecfg
自分のオリジナルのプリセットを使いたい場合は、ReShade.iniのCurrentPresetPathでパスを変更してください。例えば、customReShade_settings.iniをゲームフォルダに作ったとすると、以下のように設定すると良いでしょう。
CurrentPresetPath=.\customReShade_settings.ini


vkBasaltというツールを使えば、ReShadeの代わりに使えます。
https://www.vsrx.work/article/487782355.html