随分昔の話で学生時代の事だけれど、高校は大阪府立山本高等学校、大学は大阪工業大学工学部電気工学科を卒業しています。
まあ、中堅校ばかりのルートで進学していますが、他にも面白い進路があるのを今頃発見しました(^_^;)。
大阪市立工芸高等学校→大阪工業大
大阪府立港南造形高等学校→大阪工業大
国公立大理工系に進むのが学力的に難しいのであれば、大工大は公募制推薦入試なら入り易いし、物理や数学や英語だけに特化すれば、教科書の章末問題レベルで対応出来るので、工芸高校や港南造形といったバリバリの美術系高校でも進学は出来るはずです。
港南造形高校は、日本の美術系高校で最も設備と美術教育が充実している府立高校ですので、早く工芸や美術を本気でやりたい人には、これほど最適な高校は無いでしょう。
市立工芸高校は、港南造形高校とは違って、工業デザイン系に強い市立高校です。インダストリアルデザインやプロダクトデザインなどを高校から学びたい場合に最適な選択肢になるはずです。
大阪工大は、関西の中堅私立工業系大学ですが、西日本の理工系大学でも有数の伝統校で、割と課題が多くて鍛えてもらえるので、高校の段階で学力がイマイチでも、卒業時にはそこそこどうにかなっているはず(^^)
今だったら、この組み合わせが相性良いはずです。
大阪市立工芸高等学校→大阪工業大工学部建築学科・機械工学科、ロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科・ロボット工学科、情報科学部
大阪府立港南造形高等学校→大阪工業大大阪工業大工学部建築学科、ロボティクス&デザイン工学部空間デザイン学科・ロボット工学科、情報科学部
ここから先は大学院へ進学しても、新卒就職しても良いと思います(^^)
最近の記事
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(10/14)Linux Application "Viper Tools(20231014)" released
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2018年01月09日
2017年12月31日
大きく変化してきた僕のWebによる情報発信の仕方
僕は、以前に14年ぐらいほぼ毎日更新してきたブログがあったのですが、去年の暮れに捨てました。内容は、時事ネタや2ちゃんねるなどで話題になったネタ、アニメやゲーム、プログラミングやPCなど幅広い内容の記事を公開していました。しかし、近年では、TwitterやInstagramなどリアルタイムで情報発信しやすいオンラインサービスが登場してきた事で、従来のWebサイト+ブログというスタイルではなく、ネタや状況に応じたサービスの使い分けをする為に、Webサイト+ブログ+SNSという形に変化しています。
リアルタイムで書いていくのであれば、Twitterは、とても優れたオンラインサービスだと思います。ハッシュタグによって、今話題になっている事をいち早く知る事ができ、他のユーザーがその話題に対して、どのように思っているのかを直ぐに知る事が可能です。Instagramは、正方形という枠の中で写真でユーザーの世界観を表現するのに効果的なオンラインサービスです。他のSNSと比較して、ユーザーのセンスが問われるSNSですので、なかなか使いこなしが難しいかもしれません。Twitterとは違って、フォローよりもハッシュタグの方が集客をする上で重要というのは面白いところです。
Webサイトとブログ、SNSの使い分けは、情報を固定させたいのか、リアルタイムで知ったり、情報発信したりしたいのかというところにあると思います。SNSはとても便利ですが、タイムラインという仕組み上、直ぐに情報が流れてしまうのが欠点です。必要な情報はWebサイトやWikiで固定化し、リアルタイムな情報発信や意見を言い合うのにSNSを活用するといった使い方をすれば、お互いの弱点を補完する事が出来るでしょう。
・Twitter、Facebook、Tumblr ー SNS。リアルタイムに情報の受発信をするのに最適。
・WordpressやMovableType ー カスタマイズ性が高いCMSツール。Webサイトやブログの構築をするのに便利。近年では、オンラインショップを構築するのに使われるケースが多い。
・livedoor blog、Seesaa blog ー 無料で使えるブログサービス。カテゴリー分けをすれば、ある程度情報整理が行える。WebサイトやWikiほどではないけれども、情報の固定化が可能。
・Webサイト ー あまり変更が無い内容で、情報を固定化させておきたい時には未だに効果があるWebメディア。企業のコーポレートサイトやプロモーションサイトなどの構築に最適。
・Wiki ー Wikipediaなどが代表的。情報をまとめるのに最適。
・BBS ー 昔からあるWebメディア。ネットユーザーが意見交換をする場として、今でも使われる。2ちゃんねるなどが代表例。
リアルタイムで書いていくのであれば、Twitterは、とても優れたオンラインサービスだと思います。ハッシュタグによって、今話題になっている事をいち早く知る事ができ、他のユーザーがその話題に対して、どのように思っているのかを直ぐに知る事が可能です。Instagramは、正方形という枠の中で写真でユーザーの世界観を表現するのに効果的なオンラインサービスです。他のSNSと比較して、ユーザーのセンスが問われるSNSですので、なかなか使いこなしが難しいかもしれません。Twitterとは違って、フォローよりもハッシュタグの方が集客をする上で重要というのは面白いところです。
Webサイトとブログ、SNSの使い分けは、情報を固定させたいのか、リアルタイムで知ったり、情報発信したりしたいのかというところにあると思います。SNSはとても便利ですが、タイムラインという仕組み上、直ぐに情報が流れてしまうのが欠点です。必要な情報はWebサイトやWikiで固定化し、リアルタイムな情報発信や意見を言い合うのにSNSを活用するといった使い方をすれば、お互いの弱点を補完する事が出来るでしょう。
・Twitter、Facebook、Tumblr ー SNS。リアルタイムに情報の受発信をするのに最適。
・WordpressやMovableType ー カスタマイズ性が高いCMSツール。Webサイトやブログの構築をするのに便利。近年では、オンラインショップを構築するのに使われるケースが多い。
・livedoor blog、Seesaa blog ー 無料で使えるブログサービス。カテゴリー分けをすれば、ある程度情報整理が行える。WebサイトやWikiほどではないけれども、情報の固定化が可能。
・Webサイト ー あまり変更が無い内容で、情報を固定化させておきたい時には未だに効果があるWebメディア。企業のコーポレートサイトやプロモーションサイトなどの構築に最適。
・Wiki ー Wikipediaなどが代表的。情報をまとめるのに最適。
・BBS ー 昔からあるWebメディア。ネットユーザーが意見交換をする場として、今でも使われる。2ちゃんねるなどが代表例。
2017年07月27日
西日本でも交通機関の新型券売機でモバイルSuicaのチャージが出来るらしい
モバイルSuicaは、携帯電話やスマートフォンに搭載されているおサイフケータイで使える電子マネーアプリの中でも、よく使われる物ですが、チャージはクレジットカードで行うのが一般的です。しかし、最近では、大手コンビニでチャージが出来たり、交通機関の新型券売機でチャージが出来たりしますので、現金を使ってチャージを行いたい時に重宝しそうです。西日本でも対応している券売機が登場しているようです。
https://youtu.be/NP8LB5kAIo4
https://youtu.be/cnLqLgjdqNc
https://youtu.be/T6CTK_xeWfs
https://youtu.be/dGMP2ZxrSFI
https://youtu.be/NP8LB5kAIo4
https://youtu.be/cnLqLgjdqNc
https://youtu.be/T6CTK_xeWfs
https://youtu.be/dGMP2ZxrSFI
2017年07月17日
大阪の個性派公立高校
近年、大阪の公立高校はトップ高に重点を入れており、北野や天王寺や茨木や大手前などに文理学科が設置されており、京大や阪大などを目指す生徒が多く入学しています。文理学科を設置している公立トップ高は軒並み入学偏差値が上昇しており、それに伴って進学実績もより向上しています。準トップ高や中堅校も何らかの指定強化プログラムが導入されていて、進学実績が伸びてきている所もあります。
一方で、大阪の公立高校の中には入学偏差値はごく普通でありながら、非常に個性的な授業プログラムを構成している公立高校が存在します。そのような高校の出身者は、多方面で活躍している有名人を多数輩出しており、教育プログラムが成功している事を裏付けています。
◇大阪市立工芸高校
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=h713525
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%B7%A5%E8%8A%B8%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
https://www.minkou.jp/hischool/school/729/
この高校は、阿倍野区役所の近所にあるのですが、古いながらもモダンなデザインの校舎で初めて見たら、何の建物だろうと思うでしょう。工業デザイン系の学科と美術科で構成されている事からも分かりますが、その分野を目指す人にとって最適な高校ではないでしょうか。
出身者は各方面で活躍しており、読売テレビの「ten.」でコメンテーターとして出演している作家の若一光司さん、小説家の川上未映子さん、少女漫画『イタズラなKiss』を著書に持つ多田かおるさん、漫画『ダッシュ勝平』の著書を持つ六田登さん、漫画『ホタルノヒカリ』のひうらさとるさん、アニメ『ラブライブ!』『電波女と青春男』のキャラクターデザインを担当した西田亜沙子さんなどがいます。
進路は美大へ進学したり、それぞれの関連する業界に入ったりする人が多いようです。高校の段階から美術系やプロダクトデザイン系の専門的な教育を受けたい人には良い選択肢だと思います。
◇大阪府立東住吉高校
http://www.osaka-c.ed.jp/higashisumiyoshi/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E6%9D%B1%E4%BD%8F%E5%90%89%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
https://www.minkou.jp/hischool/school/848/
東住吉高校は普通科がありますが、やはりこの高校の目玉は芸能文化科です。歌舞伎や文楽などの日本の芸能分野を様々な視点で学んでいくという他の高校とは違った一風変わったカリキュラムになっています。あくまで学問として芸能を学んでいく学科ではありますが、卒業生には落語家や女優などになっている人が多数います。「マナカナ」の愛称でお馴染みの三倉茉奈・佳奈姉妹、吉本新喜劇の宇都宮まきさん、ホリエモンとよく出演する事で話題になっていた女優の寺田有希さん、「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーナイト/秋山蓮を演じていた俳優の松田悟志さん、宝塚歌劇団月組の蘭尚樹さん、NTT DoCoMoのdカードやJR西日本、ハーゲンダッツなどのテレビCMだけでなく、ドラマにもよく出演するようになったファッションモデルの中条あやみさんなどが卒業生です。
市立工芸高校とはまた違った感じの有名人が多いのが面白いところですね。
◇大阪府立淀川工科高校
http://www.osaka-c.ed.jp/yodogawa-t/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E6%B7%80%E5%B7%9D%E5%B7%A5%E7%A7%91%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
https://www.minkou.jp/hischool/school/review/886/
淀工と言えば、吹奏楽部が全国的に有名であり、全日本吹奏楽コンクールで最多の金賞を受賞しています。大阪市立都島工業高校や大阪府立今宮工科高校などのように高大連携プログラムを導入しており、連携大学への特別推薦入試があります。比較的良い企業に就職出来るのが利点ですが、工業分野に興味が無ければ、勉強はしんどいかもしれません。
◇大阪府立夕陽丘高校
http://yuhigaoka-hs.ed.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E5%A4%95%E9%99%BD%E4%B8%98%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
https://www.minkou.jp/hischool/school/review/885/
普通科の進学実績は東住吉高校に似ている(中堅国公立大・関関同立・同女・京女・産近甲龍・外外経工佛への進学者が多い)と思います。夕陽丘高校には、普通科以外に大阪の公立高校では珍しい音楽科が設置されています。オーケストラホールなども持っており、設備は充実しているようです。海外での音楽研修などのプログラムが数多く組まれています。音楽理論・演奏法・ソルフェージュなど専門科目を履修、著名な音楽家による特別公開講義や特別レッスンなどもあります。音楽科の進路は音楽大学への進学が多いようです。
卒業生は、漫才コンビの非常階段(シルク・ミヤコ)、劇団四季に所属するミュージカル女優の苫田 亜沙子さん、アニメ「テニスの王子様」「アイドルマスター」などのアニメソングやJ-POP、ゲームソングといった幅広い作詞を手掛けている井筒日美さん、「うたばん」、「ここがヘンだよ日本人」などの映像を手がけた漫画家・映像作家のタナカカツキさんなどがいます。
◇大阪府立港南造形高等学校
http://konan-zokei.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E6%B8%AF%E5%8D%97%E9%80%A0%E5%BD%A2%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
https://www.minkou.jp/hischool/school/793/
大阪市立工芸高校と同じく、美術系の専門の公立高校です。進路は国公私立の美術系大学への進学が大半です。美術系大学並の設備が整っており、将来本気で美術系の仕事で生きていく、美大に進学して自らのスキルを高めるという人には適した高校だと考えられます。逆に、勉強嫌いだからという理由で選んだ場合、卒業までのモチベーションを保つ事は難しいと思われます。高校入学偏差値は46程度ですが、進路状況を見た限り、国公立の美大への進学も多いので、美術系の実力が身につく環境となっているのが分かります。大阪で美術系の公立高校を選ぶのなら、市立工芸高校と港南造形高校を選択する事になるでしょう。
卒業生には、シンガソングライターの大塚愛さん、コスプレーヤーの御伽ねこむさんなどがいます。
一方で、大阪の公立高校の中には入学偏差値はごく普通でありながら、非常に個性的な授業プログラムを構成している公立高校が存在します。そのような高校の出身者は、多方面で活躍している有名人を多数輩出しており、教育プログラムが成功している事を裏付けています。
◇大阪市立工芸高校
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=h713525
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%B7%A5%E8%8A%B8%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
工業科のデザイン系の学科と、普通科の美術科を併設している、デザイン・美術系の専門高等学校である。
同校の本館は、ドイツのヴァイマル工芸学校(後のバウハウス)をモデルとして設計[1]され、1924年に竣工した。本館は2000年12月12日に、大阪市指定有形文化財に指定されている。また2008年には日本の産業近代化を支えた技術者教育の歩みを知る事が出来る施設として、近代化産業遺産に認定されている。 夜間定時制課程をもつ大阪市立第二工芸高等学校、および工業デザイン系の専修学校・大阪市立デザイン教育研究所と学校敷地を共有している
https://www.minkou.jp/hischool/school/729/
この高校は、阿倍野区役所の近所にあるのですが、古いながらもモダンなデザインの校舎で初めて見たら、何の建物だろうと思うでしょう。工業デザイン系の学科と美術科で構成されている事からも分かりますが、その分野を目指す人にとって最適な高校ではないでしょうか。
出身者は各方面で活躍しており、読売テレビの「ten.」でコメンテーターとして出演している作家の若一光司さん、小説家の川上未映子さん、少女漫画『イタズラなKiss』を著書に持つ多田かおるさん、漫画『ダッシュ勝平』の著書を持つ六田登さん、漫画『ホタルノヒカリ』のひうらさとるさん、アニメ『ラブライブ!』『電波女と青春男』のキャラクターデザインを担当した西田亜沙子さんなどがいます。
進路は美大へ進学したり、それぞれの関連する業界に入ったりする人が多いようです。高校の段階から美術系やプロダクトデザイン系の専門的な教育を受けたい人には良い選択肢だと思います。
◇大阪府立東住吉高校
http://www.osaka-c.ed.jp/higashisumiyoshi/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E6%9D%B1%E4%BD%8F%E5%90%89%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
1955年に全日制普通科高校として開校した。創立当初は大阪市立摂陽中学校の仮校舎で授業をおこない、1年後の1956年に現在地(当時は東住吉区中野町)に校舎が完成した。
1993年には、日本の高等学校で初となる芸能文化科が設置された。同科では関西を中心とした日本の芸能について歴史や理論・実践などを深く学ぶことを目的としており、歌舞伎・文楽・能・落語・箏曲、放送・演劇・舞台技術・芸能史など、芸能に関する各分野の専門科目が開講されている。また、歌舞伎役者や落語家、放送・演劇の技術スタッフなど、芸能の第一線で活躍する人たちが、特別非常勤講師として専門科目の授業を担当することもある。日本の高等学校全体をみても同種の学科は珍しいことから、芸能文化科に関しては、大阪府外からの受験・入学も可能となっている。一方で芸能文化科は、タレント等芸能関係者の養成を目的としているわけではない。
普通科では、ほとんどの生徒が4年制大学への進学を希望するようになったことに対応して、希望に応じたカリキュラムが組まれるようになっている。
標準服が指定されているが、着用義務は式典時等に限られ、普段の服装は自由となっている。
https://www.minkou.jp/hischool/school/848/
東住吉高校は普通科がありますが、やはりこの高校の目玉は芸能文化科です。歌舞伎や文楽などの日本の芸能分野を様々な視点で学んでいくという他の高校とは違った一風変わったカリキュラムになっています。あくまで学問として芸能を学んでいく学科ではありますが、卒業生には落語家や女優などになっている人が多数います。「マナカナ」の愛称でお馴染みの三倉茉奈・佳奈姉妹、吉本新喜劇の宇都宮まきさん、ホリエモンとよく出演する事で話題になっていた女優の寺田有希さん、「仮面ライダー龍騎」の仮面ライダーナイト/秋山蓮を演じていた俳優の松田悟志さん、宝塚歌劇団月組の蘭尚樹さん、NTT DoCoMoのdカードやJR西日本、ハーゲンダッツなどのテレビCMだけでなく、ドラマにもよく出演するようになったファッションモデルの中条あやみさんなどが卒業生です。
市立工芸高校とはまた違った感じの有名人が多いのが面白いところですね。
◇大阪府立淀川工科高校
http://www.osaka-c.ed.jp/yodogawa-t/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E6%B7%80%E5%B7%9D%E5%B7%A5%E7%A7%91%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
2014年度より大阪府教育委員会から、「高大連携重点型」タイプとして人材育成を重点化する学校に指定されている[3]。同年度から理工系大学進学を目指す「工学系大学進学専科」を開設し、大阪工業大学などと連携して、工学スペシャリストの育成を図っている[4][5]。
https://www.minkou.jp/hischool/school/review/886/
淀工と言えば、吹奏楽部が全国的に有名であり、全日本吹奏楽コンクールで最多の金賞を受賞しています。大阪市立都島工業高校や大阪府立今宮工科高校などのように高大連携プログラムを導入しており、連携大学への特別推薦入試があります。比較的良い企業に就職出来るのが利点ですが、工業分野に興味が無ければ、勉強はしんどいかもしれません。
◇大阪府立夕陽丘高校
http://yuhigaoka-hs.ed.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E5%A4%95%E9%99%BD%E4%B8%98%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
1906年に大阪府立島之内高等女学校として設立された。全日制普通科と音楽科を設置している。音楽科は1995年に設置された。
学校は難波宮朱雀大路跡と推定されている場所に位置し、また旧大阪府女子師範学校跡でもある。戦前は船場の商家の子女が多く通った。同窓会は清香会と称する。
清香会などの主催で海外研修がほぼ毎年あり、主に音楽科の生徒が参加するウィーン音楽研修と、オーストラリアやニュージーランドでの英語研修が交互に実施される。音楽研修は現地音楽家によるレッスン、演奏会出演、音楽会鑑賞、音楽関係の名所訪問など盛りだくさんなプログラム。英語研修では、一般家庭にホームステイしながら英会話の講習を受け、地元高校生との交流や観光も行われる。
音楽科設置を機に校舎を全面的に改築し、1996年に7階建ての校舎が完成した。320席のオーケストラホール「ヴィオーラ・ホール」、冷暖房完備の音楽教室、レッスン室、練習室、スタインウェイを含むグランドピアノ、コンピューター音楽システム、LAN教室、開閉式ガラス屋根の室内プールなどの設備を持つ。
音楽科では音楽理論、演奏法、ソルフェージュなど専門科目を履修。中田喜直、朝比奈隆、佐藤しのぶ、五嶋みどり、中村紘子ら著名音楽家を迎えた特別公開講座・特別レッスンも実施している。生徒は日本演奏家コンクール、日本クラシック音楽コンクール、全日本学生音楽コンクールなどで上位の成績を修め、音楽系大学に数多く進学している。
校則で男子・女子共に標準服が定められているが、通常授業日は基本的に何を着て登校してくるかは生徒の自由である。女子標準服は、ブルーの襟にラインが2本入っているセーラー服である。
2006年に従来の3学期制を廃止し、新たに2学期制を導入した。また45分7限授業を導入している。
2011年より、イングリッシュフロンティアハイスクールズG2グレード校に指定されている[1]。
https://www.minkou.jp/hischool/school/review/885/
普通科の進学実績は東住吉高校に似ている(中堅国公立大・関関同立・同女・京女・産近甲龍・外外経工佛への進学者が多い)と思います。夕陽丘高校には、普通科以外に大阪の公立高校では珍しい音楽科が設置されています。オーケストラホールなども持っており、設備は充実しているようです。海外での音楽研修などのプログラムが数多く組まれています。音楽理論・演奏法・ソルフェージュなど専門科目を履修、著名な音楽家による特別公開講義や特別レッスンなどもあります。音楽科の進路は音楽大学への進学が多いようです。
卒業生は、漫才コンビの非常階段(シルク・ミヤコ)、劇団四季に所属するミュージカル女優の苫田 亜沙子さん、アニメ「テニスの王子様」「アイドルマスター」などのアニメソングやJ-POP、ゲームソングといった幅広い作詞を手掛けている井筒日美さん、「うたばん」、「ここがヘンだよ日本人」などの映像を手がけた漫画家・映像作家のタナカカツキさんなどがいます。
◇大阪府立港南造形高等学校
http://konan-zokei.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%E7%AB%8B%E6%B8%AF%E5%8D%97%E9%80%A0%E5%BD%A2%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1
1984年に大阪府立港南高等学校として開校した。当時は普通科と美術系の専門学科2学科(美術科・モダンクラフト科)を併設していた。
その後、総合造形科(美術系の専門学科)の専門高校として、従来の大阪府立港南高等学校を改編して2003年に大阪府立港南造形高等学校が開校した。これに伴い、普通科は募集停止となっている。
生徒定員は各学年5クラス200名、全校生徒数は600名。1学年200名が総合造形科として入学し、1年次では洋画、日本画、彫刻、版画などの美術・造形の基礎を中心に学ぶ。2年次には下記の美術・造形各分野から3分野を選択し、専門的に学習、3年次には先の3分野から1分野を「課題研究(卒業制作)」としてさらに深めるカリキュラムとなっている。
教科「美術」「工芸」「工業」を基礎にした学校設定教科「総合造形」を専門教科として設置し、美術・造形に関する専門教育をおこなっている。30名以上の美術科教員が、洋画、日本画、彫刻、版画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、スペースデザイン、イラストレーション、ガラス、陶芸、木工、金工、漆芸、美学・美術史など、美術・造形の各分野に関する幅広い科目を開講している。
大阪府高等学校美術・工芸展(高校展)、大阪府高等学校芸術文化祭(芸文祭)には200点以上の作品を出品し、毎年圧倒的な入選数を誇る。毎年2月には3年生の卒業制作展(港南展)を開催している。
https://www.minkou.jp/hischool/school/793/
大阪市立工芸高校と同じく、美術系の専門の公立高校です。進路は国公私立の美術系大学への進学が大半です。美術系大学並の設備が整っており、将来本気で美術系の仕事で生きていく、美大に進学して自らのスキルを高めるという人には適した高校だと考えられます。逆に、勉強嫌いだからという理由で選んだ場合、卒業までのモチベーションを保つ事は難しいと思われます。高校入学偏差値は46程度ですが、進路状況を見た限り、国公立の美大への進学も多いので、美術系の実力が身につく環境となっているのが分かります。大阪で美術系の公立高校を選ぶのなら、市立工芸高校と港南造形高校を選択する事になるでしょう。
卒業生には、シンガソングライターの大塚愛さん、コスプレーヤーの御伽ねこむさんなどがいます。
2017年07月08日
大学院と大学学部再編及び海外の工学教育プログラムに基づいて教育展開が進み、学園95年の伝統を持つ関西の私立工学系大学「大阪工業大学」の特徴
◇2017年度入試における合格者出身高校別ランキング
1位 常翔学園(大阪) 47名
2位 加古川西(兵庫) 31名
3位 和泉(大阪) 28名
3位 明石城西(兵庫) 28名
5位 県立伊丹(兵庫) 26名
6位 平城(奈良) 25名
7位 初芝富田林(大阪) 23名
7位 奈良北(奈良) 23名
9位 尼崎北(兵庫) 22名
「サンデー毎日2017/3/5号」より
高校入学偏差値54〜68の高校がベスト10に入ってきています。私立大の場合、より上位の大学に受かれば、そちらに流れる傾向がありますので、大工大に実際に入学している層は恐らく高校入学偏差値50〜60ぐらいの高校の生徒が多いと思います。また、大阪府の高校と同等レベルで兵庫県の高校出身者が多いのも毎年の傾向です。
◇教員・学生の受賞歴
http://www.oit.ac.jp/japanese/prize/
公式サイトでは、教員と学生の受賞歴が紹介されています。建築・土木・機械・電気電子・応用科学などの分野で学会などによる様々な賞を受賞しているのが分かります。近年の大工大の教育プログラムは、PBLを中心に展開しており、学部学科間を跨いだ学生プロジェクトも実施されていますので、積極的にこのようなプロジェクトに参加する事が社会に出てから役立つのだと思います。
◇一級建築士の合格状況
http://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-data.html
全国15位、西日本6位と毎年合格者が多いです。建築学科では、製図をCAD無しで行うという授業(CADの授業は別途ある)がずっと行われてきており、その教育方針が一級建築士の合格に役立っていると考えられます。
◇西日本最大規模の技術士会を持つ
http://www.oit-pe.org/index.html
◇意外と話題の大規模な産学協同プロジェクトや高度な学術研究に関わっている
・ロケットエンジン、人工衛星関連
http://www.oit.ac.jp/med/~tahara/top.html
・東ロボくんプロジェクト
http://www.oit.ac.jp/japanese/news/index.php?i=2845
・京大関連
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/170422_1.html
◇企業出身の教員が多い
パナソニックなどの大手企業出身者や独立系設計事務所の代表などが教員になっているケースが多い。私立大理工系は、国公立大理工系よりも予算が少なく、研究レベルに差があるのは事実ですが、一方で企業出身の教員が多い事でカリキュラムは、国公立理工系よりも実務的な内容になっています。
◇元々は建築・土木・電気・機械の学校だった
大工大は元々が建築・土木・電気・機械の技術と理論を身につける学校だったので、学部学科選びも建築・土木・電気・機械系から検討していく方が良いでしょう。ロボティクス&デザイン工学部や工学部(建築学科・都市デザイン工学科・機械工学科・電気電子システム工学科・電子情報通信工学科)や情報科学部が該当します。
工学部生命工学科などの卒業生は、大学院進学の際に大工大大学院以外にNAIST(国立奈良先端科学技術大学院大学)などに進学するケースが多いです。これは、建築・土木・電気・機械分野と比較して、学生がやりたい研究分野がマッチしていない可能性が高いと思います。
◇芝浦工大と包括連携協定
http://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=4185
東西の私立工業大学伝統校が包括連携協定を締結する時代になるとは思いもよりませんでした。
◇大阪音大と連携協定締結
http://www.josho.ac.jp/news/article.php?eid=00113
◇入試
大工大の場合、推薦(公募、ものづくり・調査研究AO、AO、普通科高校特別推薦、専門高校特別推薦)で49%、一般入試で51%ぐらいの割合で学生を確保しているようです。
推薦入試の9割方は、公募制入試で取っており、一般入試よりも問題が簡単になっていますが、工学教育で必要な最低限の学力を担保しています。
一般入試は、微分・積分、確率・統計までが範囲に入っていますが、確率・統計が出てもほんの初歩レベルの問題しか出ない。
代数・幾何や微分積分や数列などが得意な人には有利なタイプの問題構成となっているのが特徴です。
英語は、センター試験よりも易しめであり、物理・化学・生物は標準からやや難程度の問題が多いです。
20〜30年前は、物理の方が化学よりも易しい傾向があったが、今は両科目共同じぐらいの難易度なので、両方出来る人は好きな方を選べば良いでしょう。
国公立大や上位私立大の入試で出てくるような技巧的な問題は一切出ないので、比較的素直に解ける内容になっていると思います。
対策は、標準問題・基本問題が充実した問題集(河合塾などの予備校が出版している問題集など)で十分でしょう。
◇過去の入試問題(一般入試、公募制推薦入試など)
https://www.oit.ac.jp/japanese/juken/outline/kakomon-katuyo.html
◇2017年度一般入試後期日程
http://www.oit.ac.jp/japanese/juken/report/result_kc1.pdf
ロボティクス&デザイン工学部
ロボット工学科 D日程 3.6倍 DC日程 3.6倍 C日程 4.2倍
空間デザイン学科 D日程 8.8倍 DC日程 7.7倍 C日程 4.6倍
システムデザイン工学科 D日程 2.0倍 DC日程 2.4倍 C日程 3.1倍
工学部
建築学科 D日程 5.1倍 DC日程 5.0倍 C日程 4.0倍
機械工学科 D日程 3.1倍 DC日程 2.7倍 C日程 4.1倍
一般入試後期は、ロボティクス&デザイン工学部では空間デザイン学科が高倍率になっています。
工学部の建築学科も倍率が高く、ロボティクス&デザイン工学部のロボット工学科と工学部の機械工学科が同水準の倍率です。
来年度からロボティクス&デザイン工学部を狙うのであれば、システムデザイン工学科が穴場になりそうです。
◇2017年度一般入試前期日程
http://www.oit.ac.jp/japanese/juken/report/result_zenki.pdf
◯ロボティクス&デザイン工学部
・ロボット工学科 前期A 9.5倍 前期B 8.4倍 AC日程 8.0倍 BC日程 7.9倍
・システムデザイン工学科 前期A 3.0倍 前期B 3.0倍 AC日程 3.0倍 BC日程 2.8倍
・空間デザイン学科 前期A 10.1倍 前期B 9.3倍 AC日程 10.5倍 BC日程 7.1倍
予想通りロボット工学科と空間デザイン学科が高倍率になりましたが、思ったよりも倍率が高いですね。
工学部では、建築学科と機械工学科の2枚看板がやはり9倍から10倍と高倍率になっています。
◇2017年度公募推薦入試結果
http://www.oit.ac.jp/japanese/juken/report/result_s.pdf
◯ロボティクス&デザイン工学部
・ロボット工学科
スタンダード : 出願者数 141人 受験者数 138人 合格者数 40人 倍率 3.5倍
高得点重視 : 出願者数 139人 受験者数 136人 合格者数 39人 倍率 3.5 倍
・システムデザイン工学科
スタンダード : 出願者数 66人 受験者数 66人 合格者数 33人 倍率 2.0倍
高得点重視 : 出願者数 66人 受験者数 66人 合格者数 33人 倍率 2.0倍
・空間デザイン学科
スタンダード : 出願者数 250人 受験者数 247人 合格者数 36人 倍率 6.9倍
高得点重視 : 出願者数 248人 受験者数 245人 合格者数 36人 倍率 6.8倍
ロボット工学科と空間デザイン学科は、工学部から移行した学科であり、就職実績も工学部時代の実績を引き継ぐと考えられ、工学部時代の実績を参考にしてみると良いと思います。
工学部時代と比較すると、ロボット工学科が前年度よりも倍率が下がっており、逆に空間デザイン学科が前年度よりも倍率が上がっています。
空間デザイン学科は、工学部の2つの看板学科である建築学科や機械工学科よりも倍率が大幅に高くなっているので、一般入試でも倍率が高くなる可能性は十分にあるでしょう。
一方で、新しく新設されたシステムデザイン工学科は、スタンダード・高得点重視方式共に倍率2倍となっており、工学部電気電子システム工学科や生命工学科の水準となっています。
それぞれタイプが違う学科ですので、一概に比べる事は出来ませんが、競争倍率から考えて難易度は、空間デザイン学科>>ロボット工学科>システムデザイン工学科と考えられます。
◇「梅田キャンパス見学会」を実施
http://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=4093
◇2016年10月27日、OIT梅田タワー竣工
http://www.oit.ac.jp/japanese/systemp/news/uppdf/b89b4929384136585a6219fe1d8122fc.pdf

◇新学部「ロボティクス&デザイン工学部」、新大学院「ロボティクス&デザイン工学研究科」
2017年4月に設置予定の新しい学部です。
旧梅田東小学校の敷地を買って作っているのが梅田キャンパスであり、22階の高層ビルキャンパスとなっています。
梅田のユニクロの裏側に位置しており、結構便利な場所に出来ます。
2016年7月下旬の段階で、大体出来ているのを見ることが可能であり、思ったよりデカイという印象を抱きました。
工学部ロボット工学科と空間デザイン学科の学生は、梅田キャンパスが出来たら移転するそうです。
特に、ロボット工学科の学生は、ナノ材料マイクロデバイス研究センターがある校舎から一気に最新のキャンパスに移転しますので良いですよね。
関東の東京理科大や芝浦工大や東京電機大や工学院大みたいなキャンパス構成になってきていますね。
タワー型キャンパスは最近の流行りなのかもしれません。
・OIT梅田タワーの概要
http://www.oit.ac.jp/frd/campus/#section01
このキャンパスの一番の驚きは、校舎のデザインでしょう。
大宮キャンパスには初代校長の功績(大阪市北区中之島にある中央公会堂の設計などに関わった)を称える為に中之島の中央公会堂のデザインを模したゲートを作ったり、枚方キャンパスには国会議事堂みたいな情報科学部の校舎というように校舎のデザインセンスが不可解でしたが、今回は今までの校舎デザインと比べたら、随分オシャレビルになったと思います。
大学のキャンパスというより企業の本社ビルみたいですね。
・学部概要
http://www.oit.ac.jp/frd/faculty/

学科構成は、ロボット工学科、空間デザイン学科、システムデザイン工学科の3学科。
大学院は1専攻を設置予定。
ロボット工学科と空間デザイン学科は、現在、工学部(大阪市旭区の大宮キャンパス)に設置されていますが、これが梅田キャンパスに移転、改組する事になります。
ちなみに、ロボット工学科は機械工学科・電気電子システム工学科・電子情報通信工学科から派生して出来た学科、空間デザイン学科は建築学科から派生して出来た学科であり、大工大の看板学科である機械工学科と建築学科の教育プログラムを受け継いでいます。
また、新学部への移転後は、国際PBLやPBLなどによって、問題提起をしながらチームで解決していくという教育をより発展させていくようです。
新学科として、システムデザイン工学科が設置されます。
・校舎の詳細
http://www.oit.ac.jp/frd/campus/#section02

・新聞記事
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130927-OYO1T00664.htm
◇大学院工学研究科の再編
http://www.oit.ac.jp/japanese/news/index.php?i=3724
大学院工学研究科は、建築・都市デザイン工学専攻、電気電子・機械工学専攻、化学・環境・生命工学専攻の博士前期課程、博士後期課程の3専攻に再編
ロボティクス&デザイン工学研究科ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程、博士後期課程の設置
大宮キャンパスは、もう少し移動しやすいように整備した方が良いと思います。
僕が学生時代だった頃でも、メインの校舎と総合体育館・ナノ材料マイクロデバイス研究センター(昔は新材料研究センターと呼んでいた)の移動距離が結構あって面倒くさかったのですが、未だに解決していないんですね(^_^;)。
受験生が気になる部分は、入試難易度はどうなるのかという事ですが、河合塾や東進の偏差値表を見る限り、最終的には、工学部の機械工学科や建築学科と同じぐらいの難易度になりそうです。
中堅国公立大(市大・府大・京都工繊大など)や同志社・立命などの滑り止めとして受けてくる人が多いですので、ボーダー偏差値が50前後だと思って油断すると滑るという事もありますから、注意が必要だと思います。
定期試験や実力試験で物理・数学・化学・英語といった科目が常に7割から8割取れている人だったら、受かると思いますが。
追記:
2016年10月14日、茶屋町周辺に行った時に見掛けましたが、OIT梅田タワーは完成していて、現在、周辺の道路の整備をしていました。
来年の4月には、いよいよ大工大の梅田キャンパスが稼働します。
大阪音大と提携して、梅田キャンパスの常翔ホールでは定期的にコンサートを行うそうです。
大宮キャンパスや枚方キャンパスとは違って、工学と芸術の融合を図るキャンパスにするのでしょうか?
http://www.josho.ac.jp/news/article.php?eid=00113
https://schoolappli-admin.jp/book/WD23W2TS70_4541/book.html
専門職大学院知的財産研究科も梅田キャンパスに移転するそうです。
社会人が多い研究科ですので、利便性が上がりそうです。
現在は、グランフロント大阪のナレッジキャピタルにサテライトキャンパスを持っていますが、梅田キャンパスが開校されたら、あちらは撤退するのかもしれませんね。
こういう構成になるのでしょうか。
大宮キャンパス(大阪市旭区) ー 大学院工学研究科、工学部、知的財産学部
枚方第1キャンパス(京都府八幡市) ー 八幡工学実験場
枚方第2キャンパス(枚方市) ー 大学院情報科学研究科、情報科学部
梅田キャンパス(大阪市北区) ー 大学院ロボティクス&デザイン工学研究科、ロボティクス&デザイン工学部、専門職大学院知的財産研究科
サテライトキャンパス(大阪市北区・ナレッジキャピタル)
1位 常翔学園(大阪) 47名
2位 加古川西(兵庫) 31名
3位 和泉(大阪) 28名
3位 明石城西(兵庫) 28名
5位 県立伊丹(兵庫) 26名
6位 平城(奈良) 25名
7位 初芝富田林(大阪) 23名
7位 奈良北(奈良) 23名
9位 尼崎北(兵庫) 22名
「サンデー毎日2017/3/5号」より
高校入学偏差値54〜68の高校がベスト10に入ってきています。私立大の場合、より上位の大学に受かれば、そちらに流れる傾向がありますので、大工大に実際に入学している層は恐らく高校入学偏差値50〜60ぐらいの高校の生徒が多いと思います。また、大阪府の高校と同等レベルで兵庫県の高校出身者が多いのも毎年の傾向です。
◇教員・学生の受賞歴
http://www.oit.ac.jp/japanese/prize/
公式サイトでは、教員と学生の受賞歴が紹介されています。建築・土木・機械・電気電子・応用科学などの分野で学会などによる様々な賞を受賞しているのが分かります。近年の大工大の教育プログラムは、PBLを中心に展開しており、学部学科間を跨いだ学生プロジェクトも実施されていますので、積極的にこのようなプロジェクトに参加する事が社会に出てから役立つのだと思います。
◇一級建築士の合格状況
http://www.jaeic.or.jp/shiken/1k/1k-data.html
平成28年一級建築士試験「設計製図の試験」の学校別合格者数一覧(10人以上)
大阪工業大学 40人
全国15位、西日本6位と毎年合格者が多いです。建築学科では、製図をCAD無しで行うという授業(CADの授業は別途ある)がずっと行われてきており、その教育方針が一級建築士の合格に役立っていると考えられます。
◇西日本最大規模の技術士会を持つ
http://www.oit-pe.org/index.html
◇意外と話題の大規模な産学協同プロジェクトや高度な学術研究に関わっている
・ロケットエンジン、人工衛星関連
http://www.oit.ac.jp/med/~tahara/top.html
JAXA 杵淵 氏をお招きし、
LPG(液化石油ガス)コールドガスロケットエンジン
共同研究の打ち合わせを行いました。
(2017年3月22日、大阪工業大学)
JAXA HII-Aロケットへの相乗り衛星として、
プロイテレス衛星2号機搭載を依頼しました。
(2017年3月6日、JAXA/日本宇宙フォーラム)
スプリージュと宇宙推進工学研究室の共同研究
「新型アークジェットロケットエンジンの開発」
に関する打ち合わせ会議と共同実験を行いました。
(2017年2月24日、大阪工業大学)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターにて、次世代大型技術試験衛星搭載用
ホール型イオンエンジン開発の打ち合わせが
行われました。
(2017年2月16日、JAXA筑波宇宙センター)
・東ロボくんプロジェクト
http://www.oit.ac.jp/japanese/news/index.php?i=2845
2014年11月5日
本学情報科学部情報メディア学科の平准教授が、国立情報学研究所の人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の共同研究に参画しました。
これは、センター試験や東京大学の2次試験の問題を、人工知能「東ロボくん」に解かせることで、人間が実際に解く問題を人工知能がどこまで解けるのかを明らかにしようとするプロジェクトです。同准教授は英語チームとして参加し、本学の他、日本電信電話株式会社(NTT)や岡山県立大学、秋田県立大学、電気通信大学が共同で英語問題の研究に取り組みました。英語問題は、自然言語処理、知識処理の統合的な問題を多く含み、一般常識も必要とするため、コンピュータが最も苦手としています。
「東ロボくん」がセンター模試に挑戦した結果、同チームが取り組んだ英語で大きく点数を伸ばし、95点(200点満点、昨年度52点)、受験者中の偏差値は50.5(昨年度41.0)と、平均点を超える好成績を初めて達成。他教科も含めた全体成績では、国公立大学4校6学部について、合格可能性80%以上のレベルに到達しました。
・京大関連
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/170422_1.html
一個の水分子により水和されたフッ化水素の単離に成功 −水素結合を利用した電子デバイス材料の開発に期待−
2017年04月24日
張鋭 工学研究科博士課程学生、村田理尚 化学研究所助教(現 大阪工業大学准教授)、若宮淳志 同准教授、村田靖次郎 同教授、下赤卓史 同助教、長谷川健 同教授らの研究グループは、一個の水分子により水和されたフッ化水素を、炭素原子が球状に結合しているフラーレンの一種であるC70の内部に閉じ込めることに成功しました。
本研究成果は、2017年4月22日に米国の科学誌「Science Advances」に掲載されました。
◇企業出身の教員が多い
パナソニックなどの大手企業出身者や独立系設計事務所の代表などが教員になっているケースが多い。私立大理工系は、国公立大理工系よりも予算が少なく、研究レベルに差があるのは事実ですが、一方で企業出身の教員が多い事でカリキュラムは、国公立理工系よりも実務的な内容になっています。
◇元々は建築・土木・電気・機械の学校だった
大工大は元々が建築・土木・電気・機械の技術と理論を身につける学校だったので、学部学科選びも建築・土木・電気・機械系から検討していく方が良いでしょう。ロボティクス&デザイン工学部や工学部(建築学科・都市デザイン工学科・機械工学科・電気電子システム工学科・電子情報通信工学科)や情報科学部が該当します。
工学部生命工学科などの卒業生は、大学院進学の際に大工大大学院以外にNAIST(国立奈良先端科学技術大学院大学)などに進学するケースが多いです。これは、建築・土木・電気・機械分野と比較して、学生がやりたい研究分野がマッチしていない可能性が高いと思います。
◇芝浦工大と包括連携協定
http://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=4185
発表会終了後は、本学と芝浦工大が教育・研究における包括連携協定を締結しました。本協定は「理工学系人材育成の促進」を大きな目的に両大学の教職員・学生の交流推進および教育と研究の両面にわたって広く連携を図ります。
東西の私立工業大学伝統校が包括連携協定を締結する時代になるとは思いもよりませんでした。
◇大阪音大と連携協定締結
http://www.josho.ac.jp/news/article.php?eid=00113
2016年10月3日
学校法人常翔学園と学校法人大阪音楽大学が連携協定を締結
学園は9月29日、学校法人大阪音楽大学と連携協力に関する協定を締結しました。
両法人が相互に連携協力することで教育研究活動のさらなる充実と発展を目指すとともに、梅田を拠点に「工学と音楽」が融合した新たな芸術を世界に向けて発信します。
2017年4月に開設する大阪工業大学梅田キャンパス(OIT梅田タワー)内に設置する「常翔ホール」で、大阪音楽大学協力のもと、さまざまなジャンルのコンサートを開催予定。さらに両大学は、最新のテクノロジー・デザイン・音楽が融合した新しい芸術文化・技術を「知の拠点」から発信し、梅田エリアのより一層の発展に寄与することを目指します。
また、摂南大学、広島国際大学、常翔学園中学・高校、常翔啓光学園中学・高校とも順次、連携協力を進めていく予定です。
◇入試
大工大の場合、推薦(公募、ものづくり・調査研究AO、AO、普通科高校特別推薦、専門高校特別推薦)で49%、一般入試で51%ぐらいの割合で学生を確保しているようです。
推薦入試の9割方は、公募制入試で取っており、一般入試よりも問題が簡単になっていますが、工学教育で必要な最低限の学力を担保しています。
一般入試は、微分・積分、確率・統計までが範囲に入っていますが、確率・統計が出てもほんの初歩レベルの問題しか出ない。
代数・幾何や微分積分や数列などが得意な人には有利なタイプの問題構成となっているのが特徴です。
英語は、センター試験よりも易しめであり、物理・化学・生物は標準からやや難程度の問題が多いです。
20〜30年前は、物理の方が化学よりも易しい傾向があったが、今は両科目共同じぐらいの難易度なので、両方出来る人は好きな方を選べば良いでしょう。
国公立大や上位私立大の入試で出てくるような技巧的な問題は一切出ないので、比較的素直に解ける内容になっていると思います。
対策は、標準問題・基本問題が充実した問題集(河合塾などの予備校が出版している問題集など)で十分でしょう。
◇過去の入試問題(一般入試、公募制推薦入試など)
https://www.oit.ac.jp/japanese/juken/outline/kakomon-katuyo.html
◇2017年度一般入試後期日程
http://www.oit.ac.jp/japanese/juken/report/result_kc1.pdf
ロボティクス&デザイン工学部
ロボット工学科 D日程 3.6倍 DC日程 3.6倍 C日程 4.2倍
空間デザイン学科 D日程 8.8倍 DC日程 7.7倍 C日程 4.6倍
システムデザイン工学科 D日程 2.0倍 DC日程 2.4倍 C日程 3.1倍
工学部
建築学科 D日程 5.1倍 DC日程 5.0倍 C日程 4.0倍
機械工学科 D日程 3.1倍 DC日程 2.7倍 C日程 4.1倍
一般入試後期は、ロボティクス&デザイン工学部では空間デザイン学科が高倍率になっています。
工学部の建築学科も倍率が高く、ロボティクス&デザイン工学部のロボット工学科と工学部の機械工学科が同水準の倍率です。
来年度からロボティクス&デザイン工学部を狙うのであれば、システムデザイン工学科が穴場になりそうです。
◇2017年度一般入試前期日程
http://www.oit.ac.jp/japanese/juken/report/result_zenki.pdf
◯ロボティクス&デザイン工学部
・ロボット工学科 前期A 9.5倍 前期B 8.4倍 AC日程 8.0倍 BC日程 7.9倍
・システムデザイン工学科 前期A 3.0倍 前期B 3.0倍 AC日程 3.0倍 BC日程 2.8倍
・空間デザイン学科 前期A 10.1倍 前期B 9.3倍 AC日程 10.5倍 BC日程 7.1倍
予想通りロボット工学科と空間デザイン学科が高倍率になりましたが、思ったよりも倍率が高いですね。
工学部では、建築学科と機械工学科の2枚看板がやはり9倍から10倍と高倍率になっています。
◇2017年度公募推薦入試結果
http://www.oit.ac.jp/japanese/juken/report/result_s.pdf
◯ロボティクス&デザイン工学部
・ロボット工学科
スタンダード : 出願者数 141人 受験者数 138人 合格者数 40人 倍率 3.5倍
高得点重視 : 出願者数 139人 受験者数 136人 合格者数 39人 倍率 3.5 倍
・システムデザイン工学科
スタンダード : 出願者数 66人 受験者数 66人 合格者数 33人 倍率 2.0倍
高得点重視 : 出願者数 66人 受験者数 66人 合格者数 33人 倍率 2.0倍
・空間デザイン学科
スタンダード : 出願者数 250人 受験者数 247人 合格者数 36人 倍率 6.9倍
高得点重視 : 出願者数 248人 受験者数 245人 合格者数 36人 倍率 6.8倍
ロボット工学科と空間デザイン学科は、工学部から移行した学科であり、就職実績も工学部時代の実績を引き継ぐと考えられ、工学部時代の実績を参考にしてみると良いと思います。
工学部時代と比較すると、ロボット工学科が前年度よりも倍率が下がっており、逆に空間デザイン学科が前年度よりも倍率が上がっています。
空間デザイン学科は、工学部の2つの看板学科である建築学科や機械工学科よりも倍率が大幅に高くなっているので、一般入試でも倍率が高くなる可能性は十分にあるでしょう。
一方で、新しく新設されたシステムデザイン工学科は、スタンダード・高得点重視方式共に倍率2倍となっており、工学部電気電子システム工学科や生命工学科の水準となっています。
それぞれタイプが違う学科ですので、一概に比べる事は出来ませんが、競争倍率から考えて難易度は、空間デザイン学科>>ロボット工学科>システムデザイン工学科と考えられます。
◇「梅田キャンパス見学会」を実施
http://www.oit.ac.jp/japanese/topics/index.php?i=4093
2016年12月16日
12月9、10日に来春開設する梅田キャンパスOIT梅田タワーで高校生、予備校生、保護者、高校・予備校教員を対象とした「梅田キャンパス見学会」を実施しました。
今回の見学会は、ツアー形式でロボティクス&デザイン工学部の学びの拠点となるキャンパス内の施設を紹介するもので、各回定員100人の完全予約制。2日間で計6回のツアーは、全ての回がほぼ満席になる盛況ぶりでした。
オープニングガイダンスでは、宮岸幸正副学長とロボティクス&デザイン工学部・学部長就任予定の大須賀美恵子教授が新学部の学びの特長である「デザイン思考」や、1年を4つの授業実施期間に分ける「クォーター制」、学科の垣根を越え、共通の課題に取り組む「PBL(Problem Based Learning)」を説明。続く見学会では、学生の自発的な学修を促す「ラーニング・コモンズ」や各学科の学生生活の中心となる「デザインスタジオ」「学生実験室」、21階の「キャンパスレストラン」を見学しました。産学連携の拠点となる「ロボティクス&デザインセンター」では最新モビリティの体験試乗を実施し、参加者たちは最新テクノロジーに触れ、新学部の学びに期待を膨らませていました。
梅田キャンパスでは、社会トレンドを常に感じられる立地を生かし、技術とデザインを融合した新しい学びを提供し、人々に感動を与える革新的な製品やサービスイノベーションを創出できる人材育成に取り組みます。
◇2016年10月27日、OIT梅田タワー竣工
http://www.oit.ac.jp/japanese/systemp/news/uppdf/b89b4929384136585a6219fe1d8122fc.pdf
学校法人常翔学園(理事長:久禮哲郎)は、大阪市北区茶屋町に来年4月開設する大阪工業大学梅田
キャンパス「OIT梅田タワー」の竣工式とメディア向けキャンパス撮影会を10月27日11時から
同キャンパスで開催します。
大阪一のビジネス拠点梅田・茶屋町に完成した地上 22 階、地下 2 階建て、高さ 125 bの都市型キャ
ンパスには、先進的な「ロボティクス&デザイン工学部」が誕生し、1200 人規模の学生・院生の学びと
研究の場となります。さらに 2022 年に創立 100 周年を迎える本学園全体の成
長エンジン、教育イノベーションのシンボリック拠点です。
梅田キャンパスは3つのエリアからなります。10〜20 階の「ロボティクス
&デザインエリア」は講義室や実験室、デザインスタジオが入る学生らの学
びの場。6〜9階の「イノベーションエリア」は開かれたキャンパスを象徴
するエリアで、梅田の地の利を生かして産・官・民と交流する「ロボティク
ス&デザインセンター(RDC)」や「イノベーションラボ」、さらに学生の自発
的な学びの場となるラーニングコモンズなどが入ります。1〜4階と 21 階の
「にぎわいエリア」には、エントランス・ギャラリーや講演会のほか音楽イ
ベントにも利用可能な「常翔ホール」、展望レストランなどが入り、市民の方
も広く利用できます。
≪なお、当日は物品などの設備は設置しておりません≫
つきましては、実施概要をお知らせしますので、取材の機会がありましたら取り上げていただきたく
よろしくお願いします。

◇新学部「ロボティクス&デザイン工学部」、新大学院「ロボティクス&デザイン工学研究科」
2017年4月に設置予定の新しい学部です。
旧梅田東小学校の敷地を買って作っているのが梅田キャンパスであり、22階の高層ビルキャンパスとなっています。
梅田のユニクロの裏側に位置しており、結構便利な場所に出来ます。
2016年7月下旬の段階で、大体出来ているのを見ることが可能であり、思ったよりデカイという印象を抱きました。
工学部ロボット工学科と空間デザイン学科の学生は、梅田キャンパスが出来たら移転するそうです。
特に、ロボット工学科の学生は、ナノ材料マイクロデバイス研究センターがある校舎から一気に最新のキャンパスに移転しますので良いですよね。
関東の東京理科大や芝浦工大や東京電機大や工学院大みたいなキャンパス構成になってきていますね。
タワー型キャンパスは最近の流行りなのかもしれません。
・OIT梅田タワーの概要
http://www.oit.ac.jp/frd/campus/#section01
このキャンパスの一番の驚きは、校舎のデザインでしょう。
大宮キャンパスには初代校長の功績(大阪市北区中之島にある中央公会堂の設計などに関わった)を称える為に中之島の中央公会堂のデザインを模したゲートを作ったり、枚方キャンパスには国会議事堂みたいな情報科学部の校舎というように校舎のデザインセンスが不可解でしたが、今回は今までの校舎デザインと比べたら、随分オシャレビルになったと思います。
大学のキャンパスというより企業の本社ビルみたいですね。
・学部概要
http://www.oit.ac.jp/frd/faculty/

学科構成は、ロボット工学科、空間デザイン学科、システムデザイン工学科の3学科。
大学院は1専攻を設置予定。
ロボット工学科と空間デザイン学科は、現在、工学部(大阪市旭区の大宮キャンパス)に設置されていますが、これが梅田キャンパスに移転、改組する事になります。
ちなみに、ロボット工学科は機械工学科・電気電子システム工学科・電子情報通信工学科から派生して出来た学科、空間デザイン学科は建築学科から派生して出来た学科であり、大工大の看板学科である機械工学科と建築学科の教育プログラムを受け継いでいます。
また、新学部への移転後は、国際PBLやPBLなどによって、問題提起をしながらチームで解決していくという教育をより発展させていくようです。
新学科として、システムデザイン工学科が設置されます。
・校舎の詳細
http://www.oit.ac.jp/frd/campus/#section02

・新聞記事
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20130927-OYO1T00664.htm
大阪工業大(大阪市旭区)などを運営する学校法人・常翔学園(坂口正雄理事長)は27日、大阪市北区の旧市立梅田東小跡地(4650平方メートル)に梅田キャンパスを設置すると発表した。高さ125メートルの高層ビル(地上22階、地下2階)を建設し、同大学が工学デザイン分野の新しい学部を置く計画で、摂南大(大阪府寝屋川市)など系列の二つの大学のサテライトオフィスも設ける。2016年秋の完成を目指すという。
発表によると、同学園には3大学17学部に計約2万人の学生が在籍し、都心部にキャンパスを進出させるのは初めて。阪急梅田駅東側の商業地区に整備される新キャンパスには、600人収容の多目的ホールや災害時の帰宅困難者収容設備なども入る。11年11月、市有地だった旧梅田東小跡地を90億円で落札していた。
(2013年9月27日 読売新聞)
◇大学院工学研究科の再編
http://www.oit.ac.jp/japanese/news/index.php?i=3724
工学研究科改編および新研究科設置に伴う工学研究科現行8専攻の学生募集停止について
2016年4月26日
本学は、2017年度に大学院工学研究科建築・都市デザイン工学専攻、電気電子・機械工学専攻、化学・環境・生命工学専攻の博士前期課程、博士後期課程およびロボティクス&デザイン工学研究科ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程、博士後期課程を設置します。それに伴い、工学研究科の現行8専攻(都市デザイン工学専攻、環境工学専攻、建築学専攻、機械工学専攻、生体医工学専攻、電気電子工学専攻、応用化学専攻、空間デザイン学専攻の博士前期課程、博士後期課程)について、同年度から学生募集を停止することとしました。なお以上8専攻に在籍する大学院生につきましては、これまでと同様、教職員一同責任をもって教育に努めてまいります。
関係者の皆様方には、倍旧のご支援をお願い申し上げます。
2016年4月26日 大阪工業大学 学長 西村 泰志
大学院工学研究科は、建築・都市デザイン工学専攻、電気電子・機械工学専攻、化学・環境・生命工学専攻の博士前期課程、博士後期課程の3専攻に再編
ロボティクス&デザイン工学研究科ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程、博士後期課程の設置
大宮キャンパスは、もう少し移動しやすいように整備した方が良いと思います。
僕が学生時代だった頃でも、メインの校舎と総合体育館・ナノ材料マイクロデバイス研究センター(昔は新材料研究センターと呼んでいた)の移動距離が結構あって面倒くさかったのですが、未だに解決していないんですね(^_^;)。
受験生が気になる部分は、入試難易度はどうなるのかという事ですが、河合塾や東進の偏差値表を見る限り、最終的には、工学部の機械工学科や建築学科と同じぐらいの難易度になりそうです。
中堅国公立大(市大・府大・京都工繊大など)や同志社・立命などの滑り止めとして受けてくる人が多いですので、ボーダー偏差値が50前後だと思って油断すると滑るという事もありますから、注意が必要だと思います。
定期試験や実力試験で物理・数学・化学・英語といった科目が常に7割から8割取れている人だったら、受かると思いますが。
追記:
2016年10月14日、茶屋町周辺に行った時に見掛けましたが、OIT梅田タワーは完成していて、現在、周辺の道路の整備をしていました。
来年の4月には、いよいよ大工大の梅田キャンパスが稼働します。
大阪音大と提携して、梅田キャンパスの常翔ホールでは定期的にコンサートを行うそうです。
大宮キャンパスや枚方キャンパスとは違って、工学と芸術の融合を図るキャンパスにするのでしょうか?
http://www.josho.ac.jp/news/article.php?eid=00113
2016年10月3日
学校法人常翔学園と学校法人大阪音楽大学が連携協定を締結
学園は9月29日、学校法人大阪音楽大学と連携協力に関する協定を締結しました。
両法人が相互に連携協力することで教育研究活動のさらなる充実と発展を目指すとともに、梅田を拠点に「工学と音楽」が融合した新たな芸術を世界に向けて発信します。
2017年4月に開設する大阪工業大学梅田キャンパス(OIT梅田タワー)内に設置する「常翔ホール」で、大阪音楽大学協力のもと、さまざまなジャンルのコンサートを開催予定。さらに両大学は、最新のテクノロジー・デザイン・音楽が融合した新しい芸術文化・技術を「知の拠点」から発信し、梅田エリアのより一層の発展に寄与することを目指します。
また、摂南大学、広島国際大学、常翔学園中学・高校、常翔啓光学園中学・高校とも順次、連携協力を進めていく予定です。
https://schoolappli-admin.jp/book/WD23W2TS70_4541/book.html
専門職大学院知的財産研究科も梅田キャンパスに移転するそうです。
社会人が多い研究科ですので、利便性が上がりそうです。
現在は、グランフロント大阪のナレッジキャピタルにサテライトキャンパスを持っていますが、梅田キャンパスが開校されたら、あちらは撤退するのかもしれませんね。
こういう構成になるのでしょうか。
大宮キャンパス(大阪市旭区) ー 大学院工学研究科、工学部、知的財産学部
枚方第1キャンパス(京都府八幡市) ー 八幡工学実験場
枚方第2キャンパス(枚方市) ー 大学院情報科学研究科、情報科学部
梅田キャンパス(大阪市北区) ー 大学院ロボティクス&デザイン工学研究科、ロボティクス&デザイン工学部、専門職大学院知的財産研究科
サテライトキャンパス(大阪市北区・ナレッジキャピタル)